ゼラチンって何?
子どもたちがよくおやつに食べるゼリー。
ゼリーが固まっているのは、ゼラチンのおかげです。では、ゼラチンは何でできているのでしょうか?
ゼラチンは薄い黄色をしていますが、実は、動物の皮膚や骨に含まれるコラーゲンというタンパク質から作られたものなのです。
今日は、ゼラチンを使ってみんなでゼリーを作ってみました。
ゼリーを作ってみよう!
今日は、2つのゼリーを作ります。
1つ目は、りんごカルピスのゼリー。
まずは50mLのお水を温めて、ゼラチンの粉を入れてよく混ぜます。
次に、カルピスの原液150mLと水300mLを混ぜ、ゼラチンの液と混ぜます。
ここで子どもたちから、「炭酸水を入れたらどうなるのかな!?」という意見があったので、実際に炭酸水を入れてみることにしました。
「本当は水を300mL入れるはずだから、全部炭酸水にしたらシュワシュワし過ぎるかな?」と考え、炭酸水を200mL、水を100mLの割合で入れることにしました。
2つ目は、レモン果汁とハチミツのゼリー。
こちらは目分量で、みんなで味見をしながら作りました。
それぞれの液をボウルに入れて、冷凍庫で1時間ほど冷やします。
ゼリー
液を冷やしている間は、ゼリーについて学びました。
もともとゼリーは、お魚やお肉をグツグツ煮込んでいたとき、うっかり固まってしまったものが始まりです。動物の皮膚や骨に含まれるコラーゲンが固まったものなんですね。
イギリスには、「うなぎのゼリー寄せ」というものもあるみたい!
それから、ゼリーを作るときは、ゼラチンの代わりにマシュマロを使ってもいいんです。それは、マシュマロがゼラチンで固められたものだから。つまり、マシュマロを溶かせば、ゼラチンと似たようなものになるということ!
ゼリーはできたかな?
1時間後、冷凍庫を覗いてみると…?
どちらのゼリーもプルプルに固まっていました!みんなでいただきます!
まずはレモン果汁とハチミツのゼリー。完全に子どもたちのオリジナルの分量で作りましたが、爽やかでとっても美味しいゼリーができました!
次に、りんごカルピスのゼリー。炭酸のシュワシュワは、ゼリーにしても残っているのでしょうか?
食べてみると、口の中でシュワシュワします。炭酸のシュワシュワは残っていました。
まとめ
今日は、みんなでゼラチンやゼリーのことを学びながら、実際にゼリーを作ってみました。ゼリーを作るときも、子どもたちは協力し合い、時には頭を使って取り組むことができました。ゼリーも美味しく作れて、大成功だね!
文責:伊藤真琴(学生インターン)