■学童保育型アントレプレナーシップ育成スクールを創設した背景
代表理事の森は、NTTグループで10年以上にわたって研究開発や新規事業開発に携わり、インターネットが爆発的に普及する現場を間近で体験してきました。2010年に女児の父となったことで「この急速な変化の中、子どもたちに必要な学びとは何だろう?」という疑問が芽生え、教育に強く興味を持つようになります。
しかし、学びの現場をあらためて見つめてみると、自らが受けてきた教育と本質的には変わらず、「正解を追い求める学習」がいまだに中心であることに衝撃を受けました。インターネットが社会のあらゆる面で変革をもたらす一方で、教育の形が大きく変化していない現状に課題を感じたのです。そこで、危機感にも近い想いから2013年に学童保育型アントレプレナーシップ育成スクール「キンダリーインターナショナル」を起業。
10年にわたり500家族以上の保護者とともに、子どもの内発的動機を起点にした“起業家教育”を実践してきました。子どもたちがワクワクするテーマを自ら見つけ出し、失敗を恐れずに挑戦し、学びを深めていく過程で、主体性が爆発的に伸びる瞬間を数多く目の当たりにしてきたのです。
こうした経験を通じて確信したのが、「10歳からの起業家教育」が、変化の激しい社会を自分の力で切り拓いていく「圧倒的な主体性」を育む強力な手法であるということ。現在は「アントレプレナーシップをすべての人に届ける」という志のもと、2025年1月から文部科学省より「アントレプレナーシップ推進大使」に任命され、子どもたちが自らの人生を切り拓くための学びの普及に邁進しています。

■活動実績

2012年10月: 一般社団法人子供教育創造機構設立
2013年4月: キンダリーインターナショナル 勝どき月島校舎 開校
2014年4月: キンダリーインターナショナル 豊洲校舎 開校
2015年4月: キンダリーインターナショナル 明石日本橋校舎 開校
2015年8月: 「丸の内キッズアカデミー」として夏休みの出張学童プログラムを実施(三菱地所株式会社様、以後2017年度まで毎年実施)
2018年5月: IoTサービス創出支援事業(平成28年度補正予算)成果公開(総務省受託事業 <教育>)
2018年9月: 起業家・社内起業家教育をスタート(01Booster)
2019年7月: 海外ラーニングジャーニープログラムをフィリピンで初実施(Waku work様との共同開催)
2020年4月:緊急事態宣言を受け、民間学童では初となるオンライン学童保育を実現
2020年7月:コロナウィルスの社会変化を受けて「生きる力を育むプロジェクト型プログラム」を開発。
2020年7月:公益財団法人みらいRITA 助成プログラムに採択
2020年12月:Talk Session「世界最難関ミネルバ大学副学部長と語る 『最高のイノベーター人材の育成方法』とは」に代表理事の森が登壇
2021年5月:お茶の水女子大学 「未来起点ゼミ」にて代表理事の森が講義を実施

2021年7月:未来の先生フォーラムへ出展「起業家になろう!〜10歳からのアントレプレナーシップ教育の事例紹介&ワークショップ」「子ども哲学対話オンライン」
2021年10月:第183回次世代大学教育研究会(NextEdu-183) 教育の国際化研究会2021年度第4回研究会パネル登壇
2021年11月:起業家になろう!10歳からのアントレプレナーシップ教育(オンライン)をスタート
2022年4月:甲南高校にて「社会につながる学び、起業家(アントレプレナーシップ)教育」を開始
2024年6月:広島県教育委員会 起業家精神育成プログラムカリキュラム開発アドバイザーへ就任
2024年6月:香川県坂出市高校生等起業家育成プログラム運営を担当
2025年1月:文部科学省よりアントレプレナーシップ推進大使に任命(代表理事 森)
2025年7月:愛媛県大洲市 高校生チャレンジプログラム運営支援
2025年7月:アントレプレナーシップ推進大使活動を展開(代表理事 森)






